IDEON合宿/2006春 | 計算理論とOverlay

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データフロー型

島田先生@名大 http://www.shimadalab.nuee.nagoya-u.ac.jp/member/shimada/publication.html

☆[Dennis74](文献1)の計算モデル。

Jack B. Dennis. First version of a data flow procedure language. In "Lecture Notes in Computer Science 19: Programming Symposium", pp 362-376. Springer-Verlag: Berlin, New York, 1974.

入手できない! つーか、LNCS19ってすげーな。

関数は入力により一意に定まり、他の関数の実行結果の影響(副作用)を受けな い→関数型言語向き。

モデルの限界: リンクには常に一つのトークンしか置けない →拡張: 静的計算モデル / 動的計算モデル

静的計算モデル: 発火のためには出力リンクが空である必要がある。

ループは容易に実現できるが、リカーションは無理

動的計算モデル: トークンにタグを持たせる

((u,c,s,i),v)
ここで、
 u: グラフ実行時のインスタンス
 c: グラフ内のループ
 s: 行き先のアクタ(ノード)
 i: ループの繰り返し回数
タグを操作する命令により、ループ・リカーション・パイプライン計算を
実現

アーキテクチャの話とかもある。

簡単なアーキテクチャ(静的計算モデル)

疑問: 出口が一つという制約はどこから出てきたのかな? まあ、入力値が異なる同じ関数をどう共有するかって、そりゃむづかしい かもね。

動的計算モデルの場合は、いろいろ複雑かも。

サーベイ論文

理論

実装・評価

問題点とか

マクロデータフロー 関数レベルでのデータフロー

【データフローの限界】

 履歴依存性のある計算ができない
 リンク上にトークンがあるかどうかをテストできない(ので同期は受け身)
  計算の終了判定のオーバーヘッドが大きくなる
 並列にしすぎると待ち合わせ記憶とかカラー?などが足りなくなるので、
 並列性を制御したくなっている?

hunga先生のスライド:

http://www.am.ics.keio.ac.jp/comparc/others/tsld012.htm
EM-4/EM-Xってのもあるようだ。

【データフローマシンの問題点】

【Dennis先生曰く】

が次の課題(と20年前におっしゃっておられた)

論理型

ICOT TR(http://www.icot.or.jp/ARCHIVE/Museum/TRTM/tr-list-J.html): 033, 035, 050, 099, 114, 122, 165, 168, 187, 189, 268, 301, 414

ICOT TM(http://www.icot.or.jp/ARCHIVE/Museum/TRTM/tm-list-J.html): 098, 236

神奈川県立川崎図書館にあるらしい…

並列論理

関数型

Reduction Machine

理研 brainway team

http://www.riken.jp/r-world/research/lab/nokagaku/brain/device/index.html

pdf置き場 (メンバー限定)

担当



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