[[In English>en/TopPage]] #contents *IDEONとは [#w97d750a] IDEON(Integrated Distributed Environment with Overlay Network)-wgは、 Overlay Networkという道具を用い、「統合分散環境(IDE)」というWIDE Projectが掲げるメタな目標にアプローチする有志が集うWGです。 一言にOverlay Networkと言っても、いろいろなシステムが考えられます。 IDEON-wgでは、VPNのように、既存のOSIモデルにおけるLayer-3/4を拡張したも ののみならず、アプリケーションレベルの資源共有・交換のためのネットワーク もOverlay Networkとして捉えます。後者の判りやすい例には、IRCNetや、 SMTPにおけるMTAの網などが考えられます。 IDEON-wgでは、このようにアプリケーション毎に独自に形作られてきた Overlay Networkを整理・系統だてた上で、様々なアプリケーションで用いる事 ができる共有インフラとなるOverlay Networkを構築する事を最終目的としてい ます。 詳細については、 ideon-request@wide.ad.jp までお問いあわせ下さい。 **設立趣意書 [#fa7a8341] 自由で創造的なRendezvous, Location, および Routingを 実現するためのインフラストラクチャとなる Overlay Networkの研究開発・運用を目的とする。 具体的には: -Application Layer Multicast -運用可能な Distributed Hash Table -運用に必要十分な Distributed System Trust Management 等が議題となる。 ***補足 [#sd3dec01] IDEONにおける用語を以下に定義する。 :自由|Internetに接続されたあらゆるノードからノードへの通信行為において、一切の制約が無い事。 :創造的|利用者の目的・要求・必要・文脈に応じて、ノードの候補を適切な形で絞り込む事ができ、その結果、通信の価値を最大限に高められる事。 :Rendezvous|ノードの選択において、目的・要求・必要・文脈に対して、通信相手の候補となるノード識別子を絞り込む動作。 :Location|ノード識別子から、ノードの論理的な位置 (例: IPアドレス等)を発見する動作。 :Routing|ノード識別子に対して送信されたメッセージを、ノード識別子に対応する計算機プロセスへ届ける動作。 :Overlay Network|Internet Protocol Networkを基盤とし、かつ、アプリケーションの目的に応じてそれぞれに最適化したノードの抽象化を行い、Identification機能、 Location機能およびRouting機能を相互のノードで分散的に実装した仮想的なネットワーク。 **Pages [#f3f246e3] - [[ja/Projects]] - [[ja/Publications]] **Links [#cb54c359] -[[WIDE内ページ1>wide-confidential:FrontPage]] -[[WIDE内ページ2>wide-confidential-internal:FrontPage]] (私的運用サーバ -- 移行前データ取り出し専用) **Wikiに関して [#u59471bb] -[[ヘルプ]] -SandBox ← 練習用 -[[PukiWiki.org:http://pukiwiki.org]] ← 公式サイト