XIRDのゴール

XIRDは、以下の事項ができることを最終的なゴールとします。現在は議論、設計 および実装が追い付いていませんが、努力していきます。

複数DBにまたがるjoin queryおよび適切なデータの書き戻し

XIRDは、複数DBのデータをjoinしてアプリケーションに見せること、および書き 換えた値をその複数のDBに適切に書き戻すことができます。

XIRDは、XIRD DBIとXIRD DBDの二つに分割されています。従って、アプリケーショ ンからはXIRD DBIという同じインタフェースを持ちつつ、XIRD DBDで複数のDBを 扱うことができます。

また、XIRDはXMLとRDBとの変換テーブルを持っています。つまり、どのデータが どのRDBに格納されているのかを把握しています。そのため、アプリケーション のデータ要求を適切なRDBに要求することができます。さらに、複数のRDBからの 情報をXMLとして一体化してアプリケーションに渡すことができます。

さらに、アプリケーションがデータを書き換えた場合でも、XIRDはどうように適 切にデータをRDBに書き戻すことができます。

DB非依存なmaintenance tool

カラムを足すときにDB非依存な形で記述された設定ファイル(XIRD config file)をmaintenance toolに読み込ませるだけで、RDBのテーブル構造がその通 りになる。

これは現在でもxird_compiler.rbという形である程度は実現されています。